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私は地獄の様な速読術を望んでいる

速読術

負けた私が悪いのですが、どうかハズレ速読術はゴミ箱へ。

速読術 自分の夢に、嘘はつけない。

 読書の技法、佐藤優、東洋経済 筆者は最初に本には3種類があると述べている。「簡単に読むことができる本」「そこそこ時間がかかる本」「ものすごく時間がかかる本」 『速読の目的は、読まなくてもよい本をはじき出すこと。(P51)』☆人間が一生に読むことができる本には限りがあるとして、熟読できる本をいかに絞り出すことができるかがこの本の要諦と筆者は述べている。パラパラと本を読み進め、自分に有益なものを探し当てていくのが読書の醍醐味ではないだろうかと思う。 『熟読法の要諦は、同じ本を3回読むことである。基本書は、最低3回読む。(P63)』☆付箋を貼ったり線を引いたりページの端を折ったり…と、自分が読んだ本の中には結構本を綺麗に読む人がいない。自分がこの本から何を学んでやろうと思いながら知識を付けていきたい。 『超速読の技法まず、序文の最初1ページと目次を読み、それ以外はひたすらページをめくる。このとき文字を読まない。とにかくページ全体を見るのだ。ビジネス書で強調箇所が太字やゴシック体で書かれている本は、ページ全体を見るには値せず、太字やゴシック体の文字だけを追っていけばよい。(P77)』☆まずはその本の全体像を把握することが読書をする上での大前提。 『超速読の目的は2つある。ひとつは、前述したように、「この本が自分にとって有益かどうか」「時間をかけて読むに値する本かどうか」の仕分けである。しかし、この判断ができるためには、その分野について一定の基礎知識があるというのが大前提になる。(P78)』☆例えば心理学における自己受容や行動主義、有機体論など、そういった類の言葉の意味を理解していないと、この速読はできない。新たな分野を学ぶにあたり、誰でもいきなり分厚い専門書から手を付ける人はそうそういないだろう。基礎知識を身につけることはやはり大切。 『極端に疲れていると熟読はできないので、夜中に新しい基本書を熟読することはあまりない。夜中に読むのは、何度でも読み返す基本書や過去に読んだ本など、記憶に定着させたいものが多い。新しく読む本なら、すでに通暁しているテーマのものを選ぶようにしている。(P250)』☆夜、または睡眠前の作業は記憶に定着させる意味で効果的。ちなみに寝る前の読書は睡眠導入を高めてくれる報告もある。 『同じ読書でも、細切れ時間に読むのに向く本と向かない本がある。(P257)』☆入門書や基本書、専門書はしっかりと机に向かうべきものがあるが、自分の得意な分野であるならば、あえて机に向かう必要はないと筆者は語る。
出先や少しのスキマ時間、自宅でのまとまった時間でいかに効率的に知識を吸収できるか、本の選び方にもよって違うようだ。  この本が読みや砂と感じたところとして、筆者がどのように読書に時間をかけているかや、本を読むようになった生い立ち、さらにはこの分野にはこの本、あの分野にはこの本など、筆者お勧めの本が紹介されている。せっかく自分が手にした本を自分の力にしたい!そう思うような本があるのならば、この本は読んでみて損はない。  読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門   Amazon  

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