落語を地で行く破天荒な大名人 ! 楽しく、おもしろく軽妙な語り口、奔放な芸風が今なお万人に愛される。

昭和が生んだ最大の落語家の一席 今回の演目は、全編とも志ん生が病に倒れる ( 昭和36年 ) 少し前の録音 いわばその芸の絶頂期のものである ( 昭和48年 没 享年83才 ) DISC1 1. 粗忽長屋 ( 25分05秒 ) 1957年 ( 昭和32年 ) 7月12日放送 浅草観音詣りでの八五郎は、行き倒れの死体を熊さんと間違える… 現実離れしたドタバタ劇を、えも言われぬ可笑しみで包んでしまう至極の名人芸。

2. お初徳兵衛 ( 18分03秒 ) 1958年 ( 昭和33年 ) 5月9日放送 船頭の徳兵衛、芸者のお初を乗せて漕ぎ出すと激しい夕立… 芝居の濡れ場のようなくだりにも 巧みな話芸が笑いを誘う。

3. 幾代餅 ( 29分29秒 ) 1959年 ( 昭和34年 ) 12月11日放送 お金を貯めていよいよ吉原の花魁、幾代太夫に会いにいく 運よく幾代と夢心地の一夜を過ごすが… 巧みな人物描写の光る心温まる一席 DISC2 1. 文違い ( 28分27秒 ) 1958年 ( 昭和33年 ) 10月24日放送 新宿内藤の遊女おすみは、ほれている男から眼病と聞かされ… 全員が騙されているという筋立てながら、 志ん生ならではの滑稽さがにじみ出る 2. 五人廻し ( 25分18秒 ) 1958年 ( 昭和33年 ) 12月05日放送 吉原の妓楼に上がったものの相方が廻ってこない五人の客。

花魁を含めた五人の客の人物表現の使い道は見事で、 今は無くなった色里の雰囲気を伝えてくれる。

3. 小噺選 ( 7分15秒 ) 1959年 ( 昭和34年 ) 5月29日放送 主としてマクラに入る志ん生の数々の小噺は常に絶大な人気を博した 中でも珍しいネタを含めた五話を収録。

レビュー件数0
レビュー平均0.0
ショップ ダイハンDAIHAN
税込価格 2,880円

古典 関連ツイート